HGVの基礎知識 ⑤ 各種手数料

⑤ 各種手数料

HGVでは様々な手続きに手数料が掛かります。それも、それぞれ結構高いです。手数料で儲ける商売であると言っても過言ではない。         
ポイントに関係する手続きで手数料が掛からないのは、ホームウィーク予約/変更/キャンセルとCP前借とクラブ予約での宿泊日変更(c-in61日以上前)くらいですね。
他は大抵手数料が掛かって、それも100ドル前後のものが多いです。現在(2023年末)はクソ円安なので、手数料が15,000円とかになります。どこにそんな手数が掛かるのか!         
クラブ予約で手数料取られるのと、その年に余ったCPを翌年に繰り越す(SPにする)のに手数料が掛かるのは、特に納得し難いですね。

HGVの基礎知識 ④ リゾートの予約

 ④ リゾートの予約
【ホームリゾートとその他のリゾート】    
ホームリゾートは自分が所有している物件(シーズン・期間・建物・部屋の広さ・部屋のランク(階層など))のこと。
ホームリゾート以外の物件も、ポイントを使ってクラブ予約することにより利用可能。ただし、クラブ予約開始よりもホーム予約開始の方が時期が早いので、争奪戦的にホームリゾートの方が予約は取りやすい。

【ホームウィーク予約】
自分の契約している物件を予約すること。チェックイン(c-in)予定日の1年前から予約開始となる。
(例:2024年10月01日~08日の7泊8日で宿泊予定ならば、2023年10月01日予約開始。)
その年のCPが全て残っていることが条件。なので、前年に当年CPを前借した年には予約できない。また、日数や曜日に関しての自由度は無い。物件により決められた日数曜日(土曜c-in~土曜c-outや金曜c-in~金曜c-outの7泊や、土曜c-in~火曜c-outの3泊など)に縛られることになる。
予約手数料はかからないし、キャンセルも可能なので、予定が明確でなくとも、行く可能性がある日取りは、取り敢えず予約押さえておくとよい。
約物件と同じ建物でも、物件の条件が異なれば、(たとえ格下でも)ホームウィーク予約はできない。例えば、2BXを7泊で持っている人が、今年は1BPを5泊でいいな~と思っても、ホームウィーク予約はできないので、クラブ予約を行う必要がある。

【クラブ予約】
自分の契約している物件とは異なる物件を予約すること。
予約開始期間は物件により異なり、チェックアウト(c-out)日から9ヶ月前であったり6ヶ月前であったりする。
(例:2024年10月01日~08日の7泊8日で宿泊予定ならば、2024年01月08日予約開始など。)
利用可能ポイントはCP(前借含む)とSPの合算、或いはBPのみ。BPは他ポイントと合算できない。
また、最短宿泊単位は3泊4日という制約はあるが、それ以外の制約は特に無いので、何曜日inの何曜日outでも、空きがあれば(&ポイントがあれば)予約可能。
予約手数料が必要になる。キャンセルすると手数料は帰ってこないが、宿泊日の変更はc-in61日前までであれば手数料無料で可能。c-in60日未満は変更不可でキャンセルのみ可能。

【オープンシーズン予約】
チェックアウト(c-out)の30日前から予約できる。最短宿泊単位は2泊3日。
支払いは現金のみで、CP,SP.BPすべて使用不可。

【予約開始時間】
各予約方法での予覚開始日は上述の通りですが、人気時期には予約開始時間の注意にはが必要です。
予約開始時間は、HGV本社がある(らしい)アメリカのオーランド州の日付が変わった0時になります。それが日本時間では何時になるかというと、アメリカは夏時間があるので、ちょっと面倒です。
夏時間の期間は日本時間の13時、夏時間じゃない期間(冬時間とは言わないのね)は日本時間の14時が開始時間です。夏時間の開始日・終了日は年によって異なるそうです。ま、夏休みを狙うなら13時ですね。

HGVの基礎知識 ③ CP付与タイミング

③ CP付与タイミング
CP付与は契約種類によって毎年と隔年(偶数年/奇数年)がある。
隔年の方が管理費等コストが安くなるように思えるが、クラブ年会費はCP付与されない年にも徴収されるし、後述する借入繰越制度などの関係で、隔年契約はお勧めできない。

HGVの基礎知識 ② ポイント種類

② ポイント種類  
【クラブポイント(CP)】
基本となるポイント。契約種類によって、毎年または隔年(偶数年/奇数年)の年初(01/01)に契約している物件(シーズン・期間・建物・部屋の広さ・部屋のランク(階層など))によって決まったポイントが付与される。通常の有効期限は付与された年末(12/31)となる。
付与年内に使いきれないポイントは、手数料(時期により変動)を払うことによって1年間だけセーブドポイント(SP)として繰り越すことができる。
また、当年に付与されたポイントが足りない場合は、翌年に付与されるポイントを手数料無料で前借することができる。
ホーム予約は当年未使用のCPが必要となる。
【セーブドポイント(SP)】
手数料を支払って、繰越された前年のクラブポイント。有効期限は年末(12/31)となり、再度の繰り越しはできない。
SPは、ホーム予約には使えないが、CPと合算してクラブ予約で使うことができる。
【ボーナスポイント(BP)
新規契約や契約更新(アップグレード)やその他のタイミングでHGVから付与されるポイント。有効期限はBPの契機となった日から2年間、だが、BP付与までに2ヶ月程度かかるので、実質有効期限は22ヶ月くらい。
BPは他のポイント(CPやSP)と合算してクラブ予約で使用することができない。つまり、BPだけでクラブ予約を成立させなければならない。ので、BPの使い勝手は激悪い。

 

HGVの基礎知識 ① シーズン

① シーズン                  
時期によって、プラチナ・ゴールド・(その他)のシーズンがある。         
利用に必要なポイントはプラチナ>ゴールド>(その他) となる。         
プラチナ以外はオフシーズン(※)&期間短いので、正直あまり使い物にならない。         
 ※ 例として、沖縄瀬底では海もプールも閉鎖されてる期間がゴールドシーズン
   例として、ハワイは年間52週のうち10週だけがゴールドシーズン

ゴールドが、言葉のイメージの欠片がないくらい雑魚ですね。

HiltonGrandVacationsについて、いろいろ書く予定。

「HiltonGrandVacations」というのがあります。
「リゾート物件を(基本)1週間単位で所有できる権利」を購入することにより、そのリゾート物件を使うことのできるシステムです。

僕もHGVオーナー(※)なのですが、まぁこのシステムがイロイロわかりづらい。
断言してもいいけどさ、最初に契約した時点で、この仕組みを理解して契約した人は皆無だと思うね。だって僕、今でもよくわかんねェもん。

 ※ コロナ禍の始まった2020年3月に購入してしまったため、初めて使用したのは2023年になってからでした-_-;)

個人的には、金喰い虫であることは否定できない事実であるものの、今のところは購入を後悔していない。払った金額に見合うかはこれからだけれども、我が家はコレを楽しめるタイプ、かもしれない、と思ってます。まぁ、一度使っただけで何言ってんだ、と言うのもわかるけれど。
とにかく、googleで「ヒルトン タイムシェア」で検索すると、サジェストで「後悔」が出てくるのは、はっきり言って売り方が悪いと思う。

このブログでは、僕自身のHGVの知識を整理するとともに、これから契約する人がシステムに納得して契約し、楽しくHGVを活用する手助けになればなぁ、という思いで書いていきます。

よろしくお願いします。